No.307 お盆休みなどない

今日で実家から戻ってきました。まるでだめおの如き生活をしてたのに疲れが回復した気がしない。

それはさておき、うちのババアオカンが、ご年配のお仲間たちと電話したり、会話してたりする時に「お盆休み」という言葉を連呼していましたが

俺はこの言葉が大嫌いだ。

俺がもらったのは「夏休み」であって「お盆休み」ではない。たまたま会社の休暇時期とお盆とがマッチングしたにすぎない。全て後付けの理由だ。

こういうことを書くと叩く人もいるだろうが、そもそもお盆という習慣がよく分からない。ここぞとばかりに墓に群がったり、迎え火とか律儀に焚いたり。

墓参りという行為にはケチをつけようとは思いません。しかしながら、本当に故人を弔う気持ちがあるのであれば時期など関係ないはずだ。墓にも24時間365日いつ行ってもOKなはずだ。なのに普段ろくに墓参りに行ってない連中が、お盆とか彼岸の時期に「他人もやっているから」と右に習えで墓参りすることが納得できないのだ。そしてそれを強制する年寄り連中はますます納得できないのだ。

特に「今お墓に眠っているじいちゃんばあちゃんも、きっとDai-chanがお墓に来るのを喜んでくれるよ」等とほざく連中はグーパンチをお見舞いしてやりたい。そんなことわかるわけが無いだろうが。それに俺が生まれた時にはもうお亡くなりになってるのですよ。どうしろと。
俺が毎回行く墓場に眠っている人って、そういう理由で全く面識がない。だから拝もうにも拝みきれないところがある。俺が冷たい人間なのかもしれんが。

まあ何が言いたいかといえば、本当に故人を弔う気持ちがあれば、その意図を表示するのに時節を選ぶな、ASAPで行け。そういうことです。