No.92 どこへ行くつもりだ?

パワプロ日本一決定戦というのをやるらしい。

結論から言いますと全く興味が沸きませんね。それも地理的な問題ではなく。

何と言っても特別枠が優遇され過ぎ。特に芸能人枠。芸能人でパワプロやってる人間なんてごくわずかだろうに、それでも芸能人を予約しとかないとサクラギャラリーが見込めないという浅ましい大人の事情がプンプンする。

一方で、恐らくは一般参加からはガキどもが上がってくるだろう。勝ち負けはともかく、一応曲がりなりにも自分で給料稼いでる社会人が出る企画ではないよな。いくら土日限定で開催されるとは言え。逆R指定(18歳以上お断り)みたいなもんだ。考えてほしいが、大の大人がテレビゲームで見ず知らずのガキを負かして悦に浸ってしまう行為は、言うまでも無くアキバ系の連中並に痛い。ある年齢に達したものは、この企画で結果を残してもそれ以上に失うものが多いだけではなかろうか。

あと優勝賞品。メジャーリーグ観戦ツアーだけで結構です。だって後は永遠に残る罰ゲームですよ。

  • パワプロ次回作のエンドロールに名前を掲載!・・・ハンドルネームならともかく本名で残るのは痛恨過ぎる。
  • パワプロ日本一決定戦特製Tシャツ・・・コアなアニメオタク層だけが喜ぶデザインになるのは想像に難くない。学校/職場に来ていったら間違いなくイジメられる。
  • パワプロ次回作のサクセスモードへの実名登場権!!・・・そんな話題作りは控えていただきたい。繰り返すが本名は痛すぎるって。


上記の企画もそうだが、このところのパワプロの方向付けがどうにも迷走にしか取れない。このままだとオタク養成ゲームという不名誉なレッテルを貼られかねません。

ではどうすれば良いのか?ここで原点に返り、ゲーム性の向上を図り、バグを減らすことに注力するべき。そしてアニメーションや狙いすぎキャラなどの悪しき慣習を大幅に減らすことが急務であろう。カルシウム不足で骨格が崩れてるのが今のパワプロ。近年キャラクター重視の傾向が見えるのは、古い時代を知る者にとっては非常に憂慮すべき事態である。つまり萌えを求める者は他のゲームをやれということだ。パワプロにはそんなもんは微塵もイラネ!!
・・・と言ってももうマスターアップは間近だろうからなあ。