Vol.55 グラディウス2(PCE)
シューティングの超名作であるグラディウスの続編。
ファミコン版はクリアした経験があるが、Vol.29の時と同様、オリジナル版に近いと言われるPCエンジン版でプレイしてみます。
前回が常軌を逸する難易度につき超長期戦となり、疲労もまだ残っているのだが、果たしてどうか。もちろん目指すはエンディング。
ナレーション:
グラディウス2 挑戦開始
と、その前に。
まずオプション設定でコンティニューを有りにしておく。
もうノーコンティニューは勘弁であります。
序盤の3面までは、ロケハンでもプレイ済みなので軽々とクリア。
最初の関門は4面。おなじみの火山帯。加えて上にも下にも、弾を撃ち出す砲台がぎょうさん並んでいる。
とにかく地形や敵の出現順序を頭に叩き込まないとどうにもならない。
そしてネックとなるのは火山弾。壊しても壊してもきりがなく、パワープレイでは勝てないため、切れ間を縫うようにかわすほかない。
ボスも手強く何回か撃沈されるものの、5戦目でようやく撃破し次の面へ。
5面、これもおなじみのモアイ面。ここはあっさりとクリア。
6面、廃墟。柱がいきなり途切れて地形が変わるが、冷静に対処できるはず。
ボスは後方から出てくるが、すぐに前に回りこまないと逃げ場を失ってしまうのでそこは注意。実際にこれで1回やられたが、同じ轍は踏まずに2戦目は勝利。
約1時間で6面をクリア。順調なペースだったが、グラディウスは硬派なシューティング。そんなに甘くは無いのだ。
7面は高速スクロール。分岐点も含めて正確に地形を覚えないとクリアできない。お約束のトライ&エラーによる物量作戦に頼る。さらに終盤のシャッターは完全閉鎖する前に通過しなければ通路を失う。アドリブだけではもはや対応しきれないので、覚えこみしかないのである。
ボスは多段レーザーを放射する強敵。操作ミスを起こしやすいため短期決戦が吉。7面スタート地点からノーミスで行き、少しでも装備を充実させておくべきである。実際に俺がこのボスを倒した時はそうであった。
8面。初代グラディウスの音楽に変わり、突然現れる敵が赤カプセルを提供する。
いわゆるボスラッシュなんですがボス出現前に散ることも多々ある。
どうもこの「いきなり出てくる敵」には苦手意識がある。
その後現れるボス団もカナリア軍団並にどいつも手強い。
ボス団との対戦にこぎつけること11回目。5体抜きを達成しいよいよ大ボス。
丸っこいボディを回転させながら上から下からミサイルの乱れ撃ちをしてくる強敵。だがこの面はやられると、いきなり出てくる雑魚の場面(要するにスタート)からリトライ。ここは決めたい。
途切れることなく発射されるミサイルのわずかなスキを縫うように自機を動かす。そして弱点が露見している間にコアを狙う。
持久戦となったが集中力を持続させ、ここを1発でクリア。今回の好プレイ。
いよいよ次は最終9面。
ナレーション:
挑戦開始から2時間。
まずまずのペースで9面に進んだDai。
だがそこは最終面にふさわしい地獄の空間だった。
まず出だしの雑魚の出現から半端ではない。敵の出現範囲が広く、全滅させてカプセルを出すのにも一苦労。そして要塞の内部に突入するのだが、所狭しと並べられた砲台群に大量に押し寄せる弾幕。さらに動ける場所が非常に狭い。
とにかく上下からの攻撃が鬼なので、敵の出現パターンを必死に覚えて対応するしかない。アドリブで対応しようなどとは考えないように。間違いなく初見では突破不能かと。*1
それぐらい難しい最終面。他にも
- 基地から出てくる雑魚が大量に弾を撃つ
- いきなり出現する大量の雑魚
- 上下から高速突進してくるタイル群
など、どう考えても殺しにかかっている仕掛けが多数。
そしてそれにまんまと嵌るDai。
言うまでもなくコンティニューの繰り返し。*2
9面スタートから約1時間。いよいよボスとの対戦。
しかし赤いビームをお見舞いされて瞬殺。一矢も報いずに終わる。
その後も手を変え品を変えボスに臨むが、それをあざ笑うかのようなボスの攻撃に成す術が無い。
- パワーアップ選択を一番下のに変えてみたり
- バリアを前方ガードにしてみたり
しても全く持って焼け石に水。狙いを定めて撃ってくる赤いビームをかわせない。しかも見づらいし。
9面スタートから3時間が経っても、一向に進展が見られない。
八方ふさがりで久しぶりに「ギブアップ」の5文字が脳裏をよぎる。
ナレーション:
あまりの難しさに絶望の淵に追いやられる。
ここで立ち止まる。
このまま闇雲に戦ってもこのボスは倒せない。戦略を根本的に変えなければ。
ということで、ここは渋々ネットの力を借りることに。
俺はゲームをクリアする前に攻略法を見るのはゲーマーとして屈辱
と思っているのだが、今回はあえて屈辱を味わう。
検索していくと有効な情報が。
え?このボス安全地帯があるの?
どうやら右下ギリギリに張り付いていればOKらしい。それと同時に別の情報も。
このボスを倒してもまだ続きがある orz
なんというネタバレ。これだからクリアするまでは攻略情報に頼りたくないのだ。
最近は(特にRPGなんかで)ゲームソフトと攻略本を同時に買うバカもいるようですが
この軟弱者が!!(怒)
と恫喝したくなりますね。おっと横道にそれた。
攻略法を知ってしまった以上は後には引けない。
行く手を阻んでいたボスをあっさりと倒し(26回目にて)、先に進んでいくと後方から多関節のキャラが迫ってくる。上下の床に足を付け、地面を進んでいるため、足が上がったところを俊敏にくぐるしか無い。
だがそのタイミングは極めてシビア。その間も雑魚がひっきりなしに弾を撃つため、その弾をよけて、かつ足をくぐってという精密なコントロールを要求される。
どの瞬間にGOをかければいいかが解らずに悪戦苦闘。
少々の接触でも大破する戦闘機。23機ほどが、さらにこの地点でポンコツと化す。
この多関節キャラに挑むこと24機目。今までと同じタイミングではダメと考え、多少移動を早めてみる。すると奇跡的に抜けることができた。
そして、多関節キャラはどこかへとエスケープ。ようやく道が開けた。
ナレーション:
しかし一難去ってまた一難、予測不可能な悪夢が襲い掛かる・・・
その直後、突然コントロールが効かなくなる。ビームも撃てず、移動もできない。言ってみれば制御不能。
慌ててボタンを連打するもウンともスンとも言わずに、ストックまでも失いガメオベラ。
さらにコンティニューのカウントダウンが始まる。
ナレーション:
説明しよう。
このゲームのコンティニューは、アーケード版ばりにカウントダウン制が採られている。
カウントが0になる前にコンティニューを実行しないと1面からのやり直し。
完全にテンパるDai、ガムシャラにボタンを連打。しかしカウントダウンは無情にも進む。
スリー、ツー、ワン・・・悪夢のリスタートかと思ったその瞬間。
♪ちゃりらりらーん(←コンティニュー成功のSE)
カウント残り1で奇跡的にWiiリモコンが復活。
後でわかったのだが、どうやらWiiリモコンと電池を繋ぐ電極が接触不良っぽく、別日の他の挑戦のときもしばしば頻発したため、泣く泣くWiiリモコンをチェンジすることに。
ナレーション:
何とか最悪の事態は免れた。
しかし、せっかく多関節キャラを抜けたのに、不運のガメオベラで9面最初からやり直し。
相変わらずの敵の猛攻、激しい弾幕。
加えて、いつまでも同じ面を右往左往することによる葛藤。
「短気は男気」を座右の銘とする男の怒号が、毎度のように鳴り響く。
ナレーション:
挑戦開始から7時間。
異様とも言える難易度の9面。
さらに不運も重なり立ちはだかる壁を越えられない。
しかし、できることと言えば不屈の精神で挑み続けることだけだ。
いつかエンディングに到達できると信じることだけだ。
そしてチャンスが訪れる。再び多関節キャラを通り抜けることに成功。1度はアクシデントの犠牲になったが2度はないだろう。その先には一体何が?
ここで音楽が変わる。なぜか懐かしさを感じるボス戦の曲。
いよいよ9面ボス。
だったのだが何もしてこない。完璧に拍子抜け。適当にやっていると要塞らしきところから生還し、遂にエンディングが。
長い戦いが終わる。
と思っていたら "START" の表示が。
これから2周目があるの!?と驚愕する間もなく、あっさりと全滅。
ひとまずエンディングと思われるものを出したので、ここで挑戦を止めた。
今回は8時間12分。そのうち6時間が9面に費やした時間。
1つのステージでコレほど苦戦したのは、本挑戦始まって以来だ。
9面中ボスの攻略法は最後まで自力では解らずだった。悔やまれるところである。
次回もまたまた高難易度シューティング。今シーズンはとことん攻めていきます。
なお、戦績はコチラ
PS)
前回のマリオ2(Vol.54)にて関西本部のあの御仁に
「ルイージノーダメージもいけそうな気がする〜 あると思います」
ということで、サラリとつっついてみたが
できるわけねえだろ
と温かいご回答を頂きましたので、言いだしっぺの責任を取らせてもらい、東北支部にて受け持ちます。
第7シーズン(Vol.61〜)のどっかで挑戦玉砕してきます。もちろんクリアの保証はありません。