Vol.35 バトルシティ(FC)

敵戦車を全滅させるのが目的なんですが、このゲームは結構戦略性というものがある。

要はゴリ押しだけではダメです、というわけだ。

さて、今回はプレイ経験ありのタイトルだが、エンディングというものがあるかも含めて確かめてみたい。
一応ラウンドセレクトがデフォルトでできるが、これに頼らずに全面をクリアするとどうなるか?身体を張って確かめようではないか。

つーことで。

ナレーション:
バトルシティ 挑戦開始

  • 1st play

とにかく、自分の戦車をパワーアップさせないと戦いは困難。ですが、いきなり1面でアイテムの★を3連続ゲット。幸先は良かったが、8面でアウトになってから徐々に失速。
13面で一撃死のピンチだったが、1体戦車を犠牲にして窮地を凌ぐ。
しかし粘りもここまで、15面で力尽きる。

上記で、さりげなく「一撃死」と書いているが、画面下部にある自軍の拠点を破壊されると、そこで有無を言わさずガメオベラ。ゴリ押しばかりしてると、別ルートから拠点を攻められ終わってしまうことが多々あるため、攻守のバランスがとても重要。

このゲームの最大のポイントだと思う。(逆に言えば、この一撃死が無いとぬるいゲームになっていたのでは?)

  • 2nd play

今度は15面を4機残して通過。先に進むにつれて、地形が複雑になったり、逆に地形が簡素になって拠点を狙われやすくなったりと、明らかに難しくなっている。
28面あたり、壁が薄くて明らかに防御が難しいのだが何とかクリア。しかし戦車のストックもジワジワと減っていく。

そして30面。ここは画面のほとんどが森林地帯。敵も味方もどこにいるのか位置がわかりづらい。当然流れ弾は容赦なく発射される。ここで全機消失。

ただ、早くも自己記録を大幅に更新し30面まで到達。今回も速攻でクリアとなるのか?

ナレーション:
挑戦開始から1時間。
早くも30面まで進む順調な展開。
バトルシティは全35面。このままの勢いを持続できるか!?

ところが、そううまくはいかない。この後は序盤で足踏みが続く。

  • 5th play

順調に戦車のストックを増やし、6機を積み上げて7面。ここでパワーアップ状態を失ってから戦況が急変し、一気に中央突破されて、初の拠点陥落→一撃死。

  • 8th play

途中でラス1になりながらも凌ぎ、21面。
ここはプーカ*1を象った面なのだが、中央突破の危険性が高い難関。そしてまんまと中央突破を許し、拠点陥落。

  • 9th play

14面終了時に、ストック6機。

だが15面、森に視界を奪われてまず3機の損失。

悪循環は続く16面でも。残りの3機を連鎖的に損失しガメオベラ

  • 10th play〜13th play

序盤で頓死する覇気のないプレイ。全て5面までにガメオベラ

  • 15th play

14面でラス1まで追い込まれる。しかし、ここからしぶとく繋ぎ、19面で念願の1UPをゲッツ。

24面で一撃死のピンチも辛くも切り抜け、27面終了時にストックを5機まで回復。

そしてタイ記録に迫る29面。再び一撃死のピンチも、ストックを何機か使いつつも本陣死守に向かう。だが、あと一歩のところで守りきれずに拠点陥落。

ナレーション:
挑戦開始から3時間半。
あの2nd playはマグレだったのか、なかなか30面まで進めない。
このゲーム特有の一撃死もあって、常に緊張感を保ちながらのプレイが必要。
長期戦の様相も見え出してきた。

だいぶゲームに慣れてきたのか、この辺りのプレイは、ラス1まで追い詰められてからの粘りが目立ってきた。(逆に言うとラス1までは緊張感が見られない、とも)

  • 16th play

2面で早くもラス1、しかし凌ぎに凌いで先に進む。でも悪あがきは15面まで。

  • 17th play

8面で早くもラス1、しかし凌ぎ(略)
17面で終わり。

だが、序盤でイージーミスをしていると後半が辛いのもまた事実。
実は敵軍戦車の出現位置は画面上部と決まっているため、出現と同時に瞬殺できればラクになる。攻撃は最大の防御なり。

この先は、できるだけ瞬殺狙いで、画面上部で戦うように意識付けをした。仕留め損ねた際のリスクもあるが、時間短縮(略して時短)にも結び付く。

ナレーション:
だが、ここで浮かび上がる問題が・・・

厄介なのが21面のプーカ面。画面上部に張り付くのも難しい上、常に中央突破の危険がつきまとう。18th, 20th, 21thとこの面で手詰まり。

中央に出現する戦車は、最優先で破壊するしかないのだが、頭では理解していても行動が伴わないのだ。(それを理解しているとは言わないか!?)

もうここは身体に染み込ませることが必要。手数を増やして乗り切る、最後はこれしかない。根性論だろうが何だろうが構ってはいられない。

  • 23th try

1面で油断するあまり、早々にラス1。ここからはお得意の「ラス1の諦めの悪さ」で繋ぐ。その後も、戦車の補充と損失を繰り返し、8面、14面でもラス1のピンチ。
だが諦めずに切り抜け、迎えた21面。

戦車は最大までパワーアップしている状態、ここは決めたいところ。

スタートと同時に画面上部へ切り込む。敵が中央突破を推進する前に、こっちが最上段まで到達して、瞬殺を狙う。
これは戦車のスペックが弱いと困難な技で、時間が足りずに中央突破されてしまう諸刃の剣、素人には(略)

途中で出てきたアイテムの手榴弾も有効活用し、無事犠牲者ゼロにて突破。

さて、敵を倒すと出てくるアイテムですが、序盤はとにかく★が最重要、次に1UP。逆に手榴弾ばかりだと萎え。一方で、中盤以降は手榴弾や時計の価値が上がる。1UPはいつ出ても嬉しいもの。もっとも、常に一撃死が有り得るため、いくら残機があっても油断できないが。

27面でまたもやラス1。さらに本陣崩壊のピンチだったが辛くも切り抜ける。

28面、29面も抜け、いよいよ30面に返り咲き。実に5時間半ぶりに。

でもここはジャングルと呼ぶにふさわしい密林地帯。すぐに自分の居場所がわからなくなる難関面。またしてもラス1、かつ中央突破の大ピンチを迎える。ここで終わるかと思いきや、手榴弾に助けられ九死に一生。敵軍殲滅でついにクリア。

この先は未知の領域。

31面、今度は川ばかりでどこからでも敵の弾が飛び交う厄介な面。流れ弾に当たりラス1を失い、ここでガメオベラ

ナレーション:
挑戦開始から6時間半。
バトルシティの全面クリアを目指すDai。
開始直後に訪れた密林地帯の30面をようやくクリア。
この先には一体何が待ち構えているのか!?

大きな壁の30面を突破したが、今回は「1面からスタートすること」という条件を課していたため、また長い道のりを行くしかない。
この後は、20面前後でのガメオベラを繰り返すこと2時間余り。

  • 28th try

12面クリア時、戦車のストックは2ケタの11機。凡ミスを抑え、なおかつ定期的に1UPが出た結果だ。

少しずつストックを使いながらも、30面クリア時点で4機を残していた。

31面。四方から飛び交う敵弾には細心の注意を払う。ここまで来たらゴールは近いので集中あるのみ。なんとか突破し33面へ。(残り3面)

しかしここに来て、敵軍の猛反撃に遭い、防衛拠点崩壊のピンチ。温存してきたストックを総動員する覚悟で死守を狙うも、無情にも陥落。

ナレーション:
無念 最初からやり直し

自己記録の33面まで到達し、ついに終わりが見えてきた。

  • 30th try

すでにクリアしたステージで、無駄死にしないように神経を尖らせてのプレイ。

6機を残して30面クリア。30th tryにして自己最高ペース。続く31面、32面でも逆に残機を増やす余裕を見せ、2度目の33面へ。

この時、運が良いことに最大までパワーアップした状態であった。またとないチャンス。
それに応えるかのように、敵軍を寄せ付けず、犠牲なくここを突破。

終わりが見えてきた34面。ここも中央突破のリスクが高い面だが、スタートと同時に一目散に最上部へ。パワーアップ状態を生かして、ここも突破。

最後の35面。クリアを焦る余り、1機失うものの大事には至らず無事にクリア。

こうして遂に成し遂げた。

さあエンディングか、と思ったが、36面が何事もなかったかのようにスタート。1面と同じ地形だが重戦車がやたらと多い。

ノルマは達成したが、ここからはやれる所まで続けてみた。

それにしても地形は全く変更点がないのだが、とにかく重戦車が多い。パワーアップ状態が無くなったら文字通りの地獄絵図。

42面(2周目の7面)で、パワーアップを失ったところに重戦車が大量発生。右から左から。受け流すこともできずに崩れゆく本陣を見届けました。


これで戦いは終わった。今回は9時間49分。

通り一遍クリアするだけなら、正直このソフトはさほど難しくないが、ノンストップで1周するとなると苦労します。

でもやりごたえはありますよ。

次回は「頭を使わないと戦えない」アクションゲームです。

なお、戦績はコチラ
詳細はコチラ

*1:featuring by digdug