Vol.32 ソニック・ザ・ヘッジホッグ その2(MD)
Vol.10で一度はクリアした作品なんですが、エッグチョップ&エッグキーックのラスボスエッグマンが、真のエンディングがあるようなことを示唆していた。
というわけで今回は、最高ランクのクリアを目指してみたい。
ナレーション:
ソニック・ザ・ヘッジホッグ その2 挑戦開始
約7ヶ月ぶりにソニック出陣。まずは操作勘を取り戻す。
ただ、今回は単なるクリアでは挑戦失敗となるため、通常面よりもボーナス面の方が重要。
ナレーション:
そう、今回はただのクリアではダメ。そこで最初からある作戦に出た。
それは、しょっぱなの1-1と1-2のボーナス面で、カオスエメラルド獲得に失敗したらリトライをするという作戦だ。
まず最初のチャンスは3回目。カオスエメラルドを2個所持し、順調にWORLD 2へ行く。
ナレーション:
しかし、想像以上に長期のブランクが影響していた・・・
溶岩地帯のWORLD 2なのだが、2-1でも2-2でも、ゴール前で敵に衝突し、蓄えていたリングを大量放出。これではボーナス面への扉も開かず。
悲劇は次なる2-3でも続く。もはやゴールまでもたどり着けずに凡ミスの連発。士気を完全に削がれ無言でリセット。
ここで何を今更って感じだがおさらい。このソニックというゲームなんですが
- リングを大量に持ってクリアするとボーナス面へ、カオスエメラルド獲得のチャンス
- しかしボーナス面は常に地面が回転し続ける特殊構造、さらに強制終了有り
- 道中で敵にクリーンヒットすると漏れなくリングを大放出、そんなヘタレにはボーナス無し
- リングが無い状態で敵にクリーンヒットすると、今度は命を大放出
- ボスの得意技はエッグキックにエッグチョップ(違)
若干表現に脚色があるものの、要約すると以上である。
さて、挑戦の方だが、ブランク有り、モチベーションの急降下有りでWORLD 1で右往左往。リトライの繰り返しで1時間をさらに費やす。
今度のチャンスは通算12回目のトライでの事。WORLD 3を終えて4個のエメラルド所有。
ナレーション:
だが、またしてもブランクという名の罠が待ち受けていた・・・
WORLD 4は操作が難しい水中面。4-1,4-2ともにゴール前にて敵と接触しリングを大放出し、俺のやる気も大放出したところで4-3。
この面のハイライトは最後で、逃走するエッグマンを追うのだが、激しい勢いで水が押し寄せてくる。躊躇していると溺死するわけだが、途中はヤリだの火吹きだのトラップ満載。強行突破も難しい。
そして俺はここがものすごく苦手。
4-3開始時は2ケタあったソニックの残機がみるみるうちに減っていく。気が付けばガメオ(略)
この醜態には流石にブチッと切れ、久々に怒号混じりの収録現場。
冷静さを取り戻すまでしばらく休憩。
ナレーション:
挑戦開始から2時間半。
ソニックの完全クリアに挑むものの、思い通りの展開に持ち込めずに苛立つDai。
さらに一度クリアしたはずなのに途中でガメオベラという気の緩み。
この醜態をチャラにするプレイに期待したいが・・・
慎重なプレイを目指すが、13回目と14回目のトライはともに失敗。
15回目。そろそろ男らしいところを見せねば、と奮起したのかそうでないのかはさておき、5個のエメラルドを獲得してWORLD 4へ。
苦手意識を一掃したいところだったが、4-1,4-2ともに宝石には手が届かず不穏な流れに。
そして苦渋を味わった4-3の最後の場面。いつも通り逃走するエッグマンを必死に追うソニック。前回までなら、ここで慌てふためいてドツボに嵌っていた展開だ。
だが今回は落ち着いていた。トラップを見切って回避し、溺死寸前になりながらも一発で上陸成功。WORLD 4クリア。
WORLD 5は宇宙空間でΩループも再登場。5-2のボーナス面で6個目のエメラルドを取った直後であった。
SONIC GOT THEM ALL
上記のメッセージが。これはまさしくエメラルド全回収のサイン。
フラグは立った。後はクリアあるのみだ。
ナレーション:
挑戦開始から4時間。
ついに6個目のエメラルドを獲得したDai。
そして最終章、WORLD 6が始まった。
最高形のエンディングまであと少しだ。
とはいえ最終章だけあって、敵が・・・というより仕掛けがややこしい。明らかに殺す気に満ちている。
そして6-3は水中面再び。やっぱり操作が難しい。途中で何機か失うものの、11人のソニックでラストバトル(FINAL ZONE)へ。
しかし大きな落とし穴が。戦い方を完全に忘れていた。
圧死されたり、緩い速度で迫るビームに当たったり、ここで詰めの甘さを存分に見せつけてしまう。そして気が付けば残りは3人。
ナレーション:
この3人が全滅すると、また宝石集めからやり直し。
コンティニューという退路は既に自ら絶った。
勝つしかないのだ。倒すしかないのだ。
そう、眼下のヤツを・・・
FINAL ZONE 9戦目。
床を突き上げ&天井を突き下げ、必死に圧死を狙うエッグマンに対し、そのスキを狙って体当たりをするソニックという攻防戦。
常に一撃死状態のソニックであったが、エッグマンの行動パターンを読んで反撃に転じる。そしてついに撃破。
さていよいよ待ちに待ったエンディング。
(数分後・・・)
物凄い脱力感が場を支配する。これで最高と言えるのか?と。前回とエンディングほとんど変わっていないぞ。
そして何事も無かったかのようにSEGAのロゴ。
そして何事も無かったかのようにタイトル画面。
釈然としない。でもこれがベストなんだってさ(他人事)
プレイ時間は4時間31分でした。
ですが、今回のソニックは苦労が報われなかったかもしれない。リベンジと言う訳ではないが次回もメガドライブ作品にいきます。
なお、戦績はコチラ