No.289 ご冥福を祈る前に
橋本龍太郎死亡。正直ポマード臭いオヤジだな、がこの人の第一印象であったが。
さて、この人が一般人ならば「ご冥福をお祈りします」と言って終わるのだが、本Blogで取り上げる以上、冥福を祈るだけでは終わらない。
何度も書いてきたが、俺は政治家に対してプラスイメージは全く持っていない。ただ、橋本が現役の首相の頃は、良くも悪くも「お前何してたの?」てな感じで印象が皆無に近かった。だけど裏では湯水のように金をブチ撒けていたのは政治家の例に漏れず。それも
俺たちの税金で
俺 た ち の 税 金 で
俺 た ち の 血 税 で
最近騒がれたのは1億円の横領事件。もっとも「疑惑」などとアバウトな表現はせず「事件」と断定すれば良いのだが、結局これだって表面上は疑惑止まりで、国民へのエクスキューズは聞かれずじまい。そして橋本はダークサイドに堕ちたまま三途の川の向こうへと逃亡した。
死人に口なしっていうけどね。こういう横領だの汚職だのを有耶無耶にしていると、いつまでも政治不信は直らない。最低でも俺は。
自分たちが潤えば国民はどうなろうが知ったことか、という政治家だけがこのJapanには生存、いやむしろ生息している。なんとまあ器が小さいのだろうか。
当然この器の小さい奴らの中にはプレスリー邸に遊びに行ってる奴も含まれる。
俺は投票する気など更々ありませんが曲がりなりにも国民の支持をもらって首相になったのであれば、透明性がありなおかつ国民の望みに沿った国家予算の使い方をしたり、不祥事の時は国民の理解を得られるエクスキューズをしなければならない。私腹を肥やすようなマネは言語道断。
良いことは俺の手柄、悪いことはしもべや国民のせい、などという考えはジャイアンだけで十分だ。*1
さて橋本の話に戻るが、3億円事件1億円事件を未消化のまま終わらせるのは許されないのだ。「死んで責任を取る」コレでは臭いポマードものにフタをしただけで大団円とはなり得ない。
よって、この件についてはば○こう○ちの納得いかないコーナー様の表現をお借りすれば「死者に鞭打つ」つもりで白黒を明確にしてもらいたい。
そして「疑惑」止まりではなく「事件」「汚職」とはっきり断定してほしい。
その時こそ、普通にご冥福をお祈りしたいと思う。