No.284 賽は投げられた

本Blogは「同じネタを何日も続けないこと」を基本ポリシーにしている。

ですがここ数日、サッカーの話題が続いてアレですが、ワールドカップが終わったらパッタリとやらない予定なのでもうしばらくはご容赦を。そもそも俺は熱いサッカーファンではありませんし。

日本代表の醜態を世界にお披露目する時間グループリーグも波乱なく敗退に終わり、物議を醸したジーコ采配ともこれでお別れ。

岡田にしろトルシエにしろ同じだが、ワールドカップ終焉と同時に監督人事が一新し、次回ワールドカップ(2010年は南アフリカか?)に向けた戦いが始まる。

なんだよトップシークレットの筈なのに。川淵が暴走しやがって。

まあそれは川淵が非難されれば済むので置いといて。オシムという人知らんかったのですよ。というわけで関連記事を調べてみると。

 システムをあえて崩す。それが千葉を強豪クラブに変えたオシムのサッカーだ。日本代表のFW巻はこう説明する。「最終的には、ポジションとかぐちゃぐちゃですよね。でもそれでいい」。システムは4−4−2、3−5−2といった既存の用語で表現できない。

 「任務を責任もって遂行するのにたけている」(オシム監督)という日本人の特長を生かし、各選手にマーク相手を指示する。余るのは最終ラインのリベロ1人。残りは試合中、基本的に相手をどこまでも追いかける。そしてボールを奪った瞬間から、攻撃に転じる。位置によってはDFもゴールを狙い、FWでも最終ラインで守備をする。

 攻撃中も布陣は流動的。とにかくスペースを見つけて走る。その選手が動いてできたスペースに、違う選手が走りこむ。この繰り返しで、終始ポジションが入れ替わる。スルーパスにストッパーが飛び出す。ボランチが得点を量産する。そんな意外性が、千葉を面白く、強くしてきた。

 当然、選手たちには運動量が要求される。オシム監督は千葉就任当初から選手にひたすら走りこみを課して、オシムサッカーの下地をつくった。代表でも、運動量が豊富な選手を重用することになる。ポスト黄金世代は、タレント不在とも言われる。だが運動量と発想重視のオシムサッカーなら、魅力的で勝てるチームをつくることは可能だ。

ドイツではスタミナの欠片も見られなかっただけに、基礎から走りこみをするとこから始めるのは良い。あとゴールに対して非常に消極的に見えるだけに、誰でも開いたスペースに走りこんでシュートを撃つというスタイルも良い。

とりあえずトルシエの時代に欧州サッカーを、ジーコに南米サッカーを叩き込まれてはいたが、どちらも確固たるスタイルを浸透させたとまでは言い難かった印象がある。ジーコに至っては本番でスタイル変えてるし

そうならば一度リフレッシュするのもいいはず。まずは国際Aマッチで納得のいくプレーをしてボロボロの日本代表を再生してもらいたい。

それから海外クラブに移籍するのは大いに結構ですが、そこで控えに甘んじているのではダメ。少なくとも海外クラブでレギュラーを取れるぐらいでないと、「越えられない壁」を打ち崩す原動力にはなり得ない。

中田、高原、小野、稲本、大黒etc・・・海外志向が高いのは良いけど飼い殺されているのでは困る。それでもJリーグで満足しているよりは遥かに志が高いけどね。

海外で切磋琢磨してレギュラーを獲得し、洗練されて、そして4年後に開花することを期待したい。個人的には平山あたり早く代表入りしてほしい。