No.225 ドラプラを斬る

それではドラプラ5巻の感想でも。

道具的観点だと、これまでのドラプラよりはチト弱いけど、話としてはさすがに良いのが多い。

スパルタ式にがて克服錠とか、イイナリキャップとか、後はトリを務める45年後。粒ぞろいだ。例によってのび太のヘタレぶりをたっぷり味わえるのも○。特に未就学のガキをいじめようとする話なんかは、のび太のあまりのスケールの小ささに笑える。

ところでドラ世界では、翼といえば女の子の名前だが、時代を感じるものがある。このご時世だと大半はオタッキー&翼とかイメージするんだろ。

でもこれでてんコミ名義で出すドラは終わりなんだよな・・・結局No.63で取り上げた分解ドライバーは収録されなかったか。

小学館もそろそろ分かって欲しい。未収録作品の復刊にこそもっと注力すべきだと。逆に言えば、アニメ事業は見切って構わないのではないか。というより萌え系、オタク系のアニメが牛耳っている今は大衆向けのアニメは苦しいですって。

とりあえず萌え系、オタク系を溺愛する連中に媚びたアニメしか作れないようでは、将来はない。少なくてもドラアニメはそんな陳腐なものじゃなかったはずだぞ。