No.96 好きにやらせてくださいな

今日の話はコレだ!!

国会図書館、情報保存はお堅いサイト限定 反対多く転換

国会図書館といえば、あの伝説の「分解ドライバー」も保管している由緒正しき所なんだけど。本とWebsiteを一緒くたに考えないでもらいたい。

本を同人誌みたいなあこぎな手法ではなく正式な手続きで出版するのは、なかなか骨が折れることだろう。出したいからハイどうぞ、って出せないだろ。それに作者もある程度は名が通っていないと、購買する側が手が出ない。当然出版社との契約問題とか、印税はどうするかとか、諸々の問題ありきで、エスカレーター的にトントン拍子では進まないでしょう。

一方でWebsiteは、質の優劣を問わないのであれば、もはや誰でも作れちゃう時代。ISPと契約して所定の手続きをすればあとはご自由にどうぞ、って寸法。いわゆる「ホームページ*1作成ソフト」も氾濫しているし。網羅的に集めちゃおうと考えてるようだが、本と決定的に違うのは「閉鎖」という概念だろう。本は古くなっても古本として価値を見出せるが、閉鎖したサイトは空しく 404 Not Found が残るだけで価値もへったくれもない。必死こいて集めたところで淘汰されるべきものも膨大な量になる。そして淘汰の作業を怠りそうな機関でもある。Not Found のバリエーションは楽しめやしない。

違法性についてはちょっとどうだろうね?国会図書館がエロ本や自殺教唆の本などもコレクションしてるかどうか分からんので、コメントしない。

で、なぜ今日はこんな話をしてるのか?それは俺の生き恥のWebsiteを国家権力によって吸い取られたくないからだ!!わーん(泣)

所詮はこんなもんですよ本音は。

*1:ホームページって正しく使えてる人は意外に少ない。本来はindex.html等のトップページを指す用語であり、コンテンツ全般をホームページと呼ぶのは間違い。