No.78 引き抜きお断り

俺の清原嫌いは一部では有名だが、とりあえずコレだ。

「4番・清原」−。このアナウンスが響く限り、巨人に浮上の目はない。

 巨人は27日、“安パイ”と踏んでいたオリックス戦で、ルーキー光原に白星を献上。

 ぎっくり腰で欠場した小久保は終了後、腰を曲げられない痛ましい姿で報道陣の前に姿をみせ、「明日? 様子を見てからだけど、出られるようなら出ますよ。チーム状態がこんなやから」と悲壮な決意を明かした。とはいえ、「無理はしない方が…」という質問に、「無理をしますよ。体が動けば、だけど…」と語気を強めている。つまり、アノ人に4番を任せてはおけない、そんな責任感だろう。

 今季、小久保は清原以上に故障を連発させている。とはいえ、この人の場合、球界屈指の練習量を33歳になっても続けていることが背景にあり、それを非難する声がまず挙がらない。これが、まさに人徳というものだ。

 その小久保に代わり、22試合ぶりに4番に座ったのが清原。こちらは尋常でない不振だ。この日も3タコ2三振2四球。これで14試合連続ノーアーチ。今季の打率は.222で、セ・リーグ規定打席以上の選手のうち、これより低いのは相川(横浜)くらいなものだ。

 さらに、4番の証明である勝負強さを示す得点圏打率も.212のていたらく(小久保は.364)。阿部が故障で戦線離脱中、高橋由が病み上がりという二重苦、三重苦の現状がなければ、とても4番に置ける状態ではない。

本気でドンケツから上がりたいなら、4番はおろかスタメン起用も許されないはずだが。もっと言えば奴は桑田と共に2軍で飼い殺して、その代わりに伸びる見込みのある若手を使え。あとローズを除いてガイジンは総解雇でいい。

いい加減によそのチームから好選手を身銭切ってパクってこようという考えは捨てろ。恐らくこの思考は12球団でも巨人だけが飛び抜けて強いでしょう。腹立たしい。その身銭切って獲得した選手がことごとく空回りなのが自業自得よ。

そういう意味では田尾がじきじきにセリーグに頭下げるのもどうかと思うが、最初からハンデ背負ってたんだから多少は致し方ないかな。


PS. 某所で見たマリオ音楽のピアノ演奏。マジですげぇよ。