第1回:全ての始まり

そもそも、何故俺がWebサイトを持とうなどと考えたか。

元々はタイピング練習とか大学のレポート対策のために、PC(Windows95)を自費購入したのが始まり。

当時、クレジットカード不要という理由だけでニフティサーブと契約し、テレホタイムになったら東風荘に入り浸るという、まあ不健全極まりない学生生活をしていた。

その傍ら、ネットサーフィンにも手を出し、アハハウフフなものを探し求めて各地を徘徊していた。まだGoogleもサービス提供していない頃だったので、Yahoo検索が主だったと記憶している。

ふとした時に、ガキの頃から好きだった「ドラえもん」で検索。こう言っては何だが、その辺の人たちよりはドラえもんの事を知っている、という自信があったんですが

井の中の蛙

だったということを痛感しまして。

その当時からWebには想像を絶するほどの情報が溢れていた。

データベース系のサイトを目指しても見向きもされないな、と思うと同時に「でも何らかの形で俺も情報発信をしたい」という、恋に恋い焦がれるような気持ちも沸き上がった。

折しも、個人でWebサイトを持つことが、トレンディな斉藤さんだぞ状態だった事もあって

  • とりあえずトップページを作ろう
  • 骨付けは後で考えよう
  • こまけえ事はいいんだよ

という若気の至りで、トントン拍子で無理やり公開にこぎつけたのである。

ちょうどHTMLを覚えたいという気持ちがあったのも大きかった。

でもPCバンドルのホームページビルダーを使ってたけど