Vol.60 スプラッターハウス(PCE)

ホラーアクションというのは、当時としては異色作だったと思う。

主人公が呪われた館から女を救出する、というストーリーでいいのか?

長かった今シーズンも今宵最終戦。有終の美を飾れるか?

ナレーション:
スプラッターハウス 挑戦開始

オープニング。いかにも呪われた館に響き渡る雷鳴。ホラー演出のつかみは十分だ。

1面。いきなり木の棒が落ちているので、そいつを使ってモンスターを殴打していけば道中は簡単。最後は狭い部屋の中で、ピョンピョン飛び回るハイエナ群?との格闘となる。
2面。地下水路ではまたも木の棒が役に立つ。最後はポルターガイスト。椅子が動く、ナイフが動く、絵画も動く。

3面。ここで一旦外に出ての屋外戦。道中はライフルが落ちているので、遠慮なくぶちかます

ボスはチェーンソーを両手に構えて、時折大ジャンプをしてくる。

手前にご丁寧にライフルが落ちているのでそいつを有効活用するんだけど、ライフルの銃弾だけではトドメを刺せない。最後はダメージ覚悟で接近戦でケリをつける。

前回のくにお(Vol.59)ほどではないが、ジャンプキックは今回もそれなりに活用すべきである。あとスライディングという技もあってだな。

しかし1発では倒せず、ここで無念の全滅。このゲームはコンティニューは5回まで使えるが、再開はステージの最初から。

道中は難しくないので、ボスの金髪チェーンソー野郎に照準を絞る。チェーンソーをかいくぐるのに苦労したが、5回目の挑戦で倒す。

4面は再び屋敷内。途中で鏡の中から主人公のクローンがでてきたりする。コイツには速攻で3ダメージを与えて倒す。

ボスとは教会で激突する。宙に浮く十字架、宙に浮く不気味な顔。弱点は十字架なんですが、右往左往するボスを捕まえきれずに連戦連敗。ボス本体に加えて随時飛んでくる顔も撃墜しなければならないが、せわしない動きに翻弄されてしまうのだ。

迎えた11戦目、とにかく本体を集中して攻撃する。ご丁寧に手前に金のマサカリが落ちているので活用させてもらい、なんとか倒すことができた。

このボスとの連戦でクレジットを使い切り*1、続く5面でご臨終。

血まみれの文字が強烈なインパクトを与えるタイトル画面に強制送還。

ここで1st tryを振り返る。

このゲームは体力回復アイテムが全く存在しない。面クリア時に2ポイント回復するけど一番体力回復を欲すのはボス戦手前だったり。

コンティニューするとステージの最初に戻るため、ボスで全滅したりすると辛くなる。

なお、仮面を付けたジェ○ソンもどきの主人公の名前はリック。
でも、楽天首位打者を獲った助っ人とは関係ない(全然関係ないが今年は助っ人いまいちだな・・・)

では、気を取り直して2nd try。

5面は複雑な構成。いくつかのゾーンを抜けなければならない。ポルターガイストやら、鏡からのクローンやら、ここまでの総集編といった感じで敵が襲い掛かる。

さらに進んでいくと、女が寝ている。そばに魔物がいたのを気にしつつも、「カモン、リック!」とか言ってるので接近。
しかし案の定こいつは魔物が化けていた。

このボスは、大ジャンプしながらリーチの長い爪で攻撃してくる。こちらの殴りや蹴りの届かない場所から攻撃するため、力押しでは如何ともしがたい。

ここで敗残の記録を積み重ねるうちに、クレジットを使い切ってジエンド。

ナレーション:
挑戦開始から1時間。
女に化けていた5面ボスにて大苦戦。
長いリーチの爪攻撃を掻い潜る方法が解らず連敗地獄。
この状況を抜け出す方法はあるのか!?

ボスにボコボコにやられた後、気を取り直してリスタート。

3rd tryは順調な出だし。わずか1人死んだだけで5面ボスとの再戦を迎える。

このボスに対しては、ガムシャラに動いても相手の術中にはまるだけ。
こういう場合は相手の動きをみて反応を変えていく。

  • ボスが大ジャンプして後ろに回ろうとしたら、こちらは逆方向に逃げつつジャンプキック。
  • ボスが小ジャンプしたら、着地前にパンチング。

こうすれば爪も届かない位置で回避できる。2段階目まではこのやり方で磐石。

しかし、3段階目になるとジャンプ無しで、フットワークのみで間合いを詰めて速攻に出る。ならば受けて立ち、こちらも速攻。ライフを温存していればダメージ覚悟の短期決戦で勝てる。*2

トータル13度目の挑戦でこのボスを倒す。

さて、このボスは女が化けた奴で、本物はまた別のところにいるのだな?と思っていたんだけど、リックが女の亡骸のそばで泣いている。

なんか嫌な予感がする。

いよいよ未知の6面。背景は物凄く不気味。無数の泡が上下から出てくる上に、泡が割れたらまた新しい敵が登場。この敵がライフをチューチュー吸ってくる。

立ち止まっていると危険なので、泡が出た瞬間を片っ端から潰して進むしかない。モタモタしていると大量に湧き出て対処できなくなる。

そしてスクロールが止まるとボス。心臓部から泡が大量に湧き出るので、ここは5面ボスのように相手の動きを見るとかやっている余裕は無い。とにかくパワープレイで、撃つべし撃つべし。

コンティニューをしながらも、5回目でクリア。

7面。またしても屋敷の外へ。ここでは上から下から炎が迫ってくる。タイミングを見計らって回避する。

だがこれまでの面に比べると、思ったよりも短いし、炎は出てくるものの雑魚敵が出てこない。

そのうちに墓が見えて、そこからボス登場。

上から降ってくる瓦礫(?)と、地面から出てくる大きな手による攻撃を仕掛ける。瓦礫は厄介だが、大きな手は慣れればたやすく回避可能。ここは5度目に勝利する。

なぜかこのボスだけ得点がインフレを起こしていて、倒すと10万点。

さて女を助け出しに行くか、と気合が入る。

ナレーション:
しかし、次の瞬間呆気に取られてしまう。

燃える屋敷、悲愴感漂うBGMとともにスタッフロール。あれ終わったの?

どうみてもバッドエンドに見えるのだがしばらくするとEndの文字。

2時間3分でEndまでこぎつけた。

そうか、あの女(5面ボス)は化け物に取り憑かれてしまったか・・・結局自分の手で女を殺めてしまったことになる。そりゃバッドエンドにもなるよな。

とまあ、負のオーラ全開の作品だったわけですが、恐怖演出はきちんとできているので水準点には十分届いていると思う。

さて、次回からは気持ちも新たに、新シーズンとなります。
完璧に自己満足のコーナーですがひとつよろしく。

開幕戦は恒例の任天堂作品ですが、マリオ以前にリリースされたものを考えている。

戦績はコチラです。

*1:今回もコンティニュー制限ありだが、5回までとやや緩め

*2:次の面も考えたら、もっとスマートに行った方がよいかも知れんけど