Vol.58 チェルノブ(MD)

本家でもトライしたデータイースト社の作品。

アクションなのに全編強制スクロールという、特殊なゲーム性。まずはプレイしてみよう。

ナレーション:
チェルノブ 挑戦開始

まずは操作を確かめるのだが

あれバックできないんですが。

このゲームを難しくしている最大の要素と言える。それなのに背後からも敵がバリバリ現れる。一応方向転換ボタンがあるが、適時切り替えながらということで非常にせわしない。

さらに敵や弾に触れると、情けない音とともに一撃死。これも厳しい。

それでも1面、2面はまだ何とかなるレベル。

3面あたりからは段々と難易度が上がり、命の大安売りが展開される。もちろんガメオ(略)も大安売り。

さらにはお約束のコンティニュー規制もついている。SEGAのロゴを見るたびに、悲しい現実に戻される。

といった具合で前途多難な幕開けとなった今回の挑戦。

ナレーション:
挑戦開始から3時間。
その頃、4面ボスの土偶に手を焼いていた。

さて、この土偶

両目を潰せば第1形態突破なのだが、顔と胴体が分離する第2形態に四苦八苦。

胴体の飛び掛り、顔からは人工衛星テポドンの大乱射。これらを交わしながらダメージを与えるのは容易ではない。加えて一撃死のシステム。

それらに耐えながら、何とか10度目の挑戦でようやく勝利。

しかし5面には進んでみたが、クレジットも使い切り、ラスト1機では太刀打ちできず、あっさりとSEGAのロゴ。

ここまで来ると、猛攻に歯止めがかからない。それでも装備が充実してるうちはいいが、一度でも死んでしまうと一気に装備が貧弱に。

もうこのゲームは、アクションじゃなくシューティングですよ。

そんな感じだったもので、5面をクリアしたのは、挑戦開始から5時間半を過ぎた頃。ここから気合を再注入し、6面の攻略に臨みたいところであったが

段々とその気力も萎えていることに気付いた自分がいた。

まず、クリアしたはずの面(特にボス戦)が確実に突破できない。
必勝法を確立できていないため、すぐに連敗街道をさまよってしまう。

そこに待っているコンティニュー規制。何度も1面からのリトライを繰り返している間に、気力が失われてくる。

ぶっちゃけ腕が落ちたなあ・・・と言われれば反論できんが。

プレイの進捗は一向にはかどらない。2回ほど6面のボスまで進むものの、倒し方がわからず犬死に。そしてSEGAのロゴ。

ナレーション:
明るい展望がまるで見えない。
結局、6面の攻略に取り掛かるものの
1面からの往来を繰り返すこと3時間。
八方塞の状況に陥ったため、ある決心をした。

SEGAのロゴで絶望した後、我に返りタイトル画面をチェック。

このゲームはオプション設定ができるようになっている。
もうお分かりだろう。困った時の妥協策*1

クレジット数をデフォルトの3→Maxの15に変更。これで5倍楽しめる。

そして今回のクリア条件を、次のように変更する。

  • クレジット数を15回に増やして、エンディングを目指す
  • ただしチャレンジは1回のみ
  • すなわちSEGAのロゴになった時点で、即挑戦失敗

ナレーション:
もはやお約束となった感のある妥協策。
泣いても笑っても最後のチャレンジ。
難関チェルノブ攻略なるか!?

緊張からか、2面で5ミスを犯すという暗雲立ち込める出だしだったが、ここから持ち直して、クレジットを温存したまま6面までやってきた。

だが終盤にさしかかったのか難所のオンパレード。前後から無数に敵が出る上、前半の吹雪地帯は背景と同化して周りが非常に見づらい。

もはや、前後の撃ち分けでは対応が困難なレベル。何度も死に、湯水の如くクレジットを浪費。

そして6面のボス。ここは対処方法がわからないまま、ダメージも与えられず何度も死んでいた。

しかし、相手の懐に飛び込んでいると安全だということに気付く。

さらにしばらく様子を見ていると、パーツが分離し心臓部を曝け出した。
ここが反撃の絶好機だったのだ。

解ってしまえば一気呵成。トータル11回目のトライで6面をクリア。

そして未知の領域である7面。夜の廃墟?を突き進んでいく。

まあ、言うまでも無く敵の攻撃は鬼。未知の道のり(汗)が続くため「死んで覚える」を実践せざるを得ない状況。ここでも湯水の如くクレジットを浪費。

中盤は、道なき道を敵(2面の中ボス)の頭を踏み続けるという難関も。やっぱり湯水の如くクレジットを浪費。もう一見さんは完全にお断り。

ようやく到達した7面のボス。しかし、もうクレジットは残されていなかった。

どうやって攻略するか、試行錯誤するうちに、6連敗。歯が立たず。

刹那、ブラックアウトした画面に燦然と現れるSEGAのロゴ。
ここに完全敗北が確定しました。

9時間49分。操作が独特すぎるのだが、そんなの関係ねえ(古)とばかりに苛烈な内容です。

とはいえ、結果は実に不甲斐ない。そんな俺に一言。

な め ん な よ

戦績はコチラです。

*1:それにしても、今季はマリオ2(Vol.54)だったりグラ2(Vol.55)だったり妥協が多すぎである