Vol.50 ツインビー(FC)

グラディウスと双璧を成すコナミ製シューティングの名作。

5面ワンセットで、その後は難易度がアップした2周目が始まる。

前回の予告で「過去最高峰の難易度」と書いたけど、当然5面クリアだったら慣れれば簡単ですので、それではわざわざ挑戦で扱わない。

ズバリ、今回のクリア条件は「1,000万点獲得」。

50回目の挑戦にふさわしいハードボイルドな挑戦だ。

ナレーション:
ツインビー 挑戦開始

今回の挑戦は、1プレイあたりの時間が長い(おそらく1時間以上になるだろう)ということで1日1プレイの縛りを設けて行った。

まずは挑戦1日目。プレイ感覚を取り戻すことを前提とする。

とにかく点を稼ぐには、黄色ベルを確実に取っていくことが重要。連続して取れば最高1万点で、以後取り逃さない限り継続されるシステム。
机上の計算では1万点ベルを1000個取れば良い。*1

ひとまず2周目までは順調、しかし3周目から敵の攻撃が激しくなり、ミスると復活が難しい。そんなわけで初回プレイは終了。

  • 挑戦1日目 結果:3,856,800点(STAGE20)

挑戦2日目。序盤から死にまくり、6面でラス1になるがここで粘り越しを見せ5周目突入。しかしSTAGE25で死んでからは負のスパイラルであっという間に全滅。

  • 挑戦2日目 結果:6,826,400点(STAGE25)

早くも700万点弱というなかなかの戦果。しかし1,000万点への道のりは険しい。

現に、挑戦3日目〜5日目まではスコアが伸びず。

  • 挑戦3日目 結果:5,709,800点(STAGE22)
  • 挑戦4日目 結果:1,434,000点(STAGE5)
  • 挑戦5日目 結果:4,791,600点(STAGE19)

ナレーション:
50回目の節目の挑戦はツインビー1,000万点。
過去に例を見ない過酷な内容。
1日1プレイの方針に沿い、計5日の挑戦を終えるも早くも停滞ムード。
これまでを顧みて、ある作戦を立てることにした。

1,000万点への最大のポイントはバリアの張替えである。

どうしても長期戦、持久戦にならざるを得ないため延命対策は必須。

このゲームは1回やられてしまうとリカバーするのが難しい。そんな所までグラディウスを踏襲せんでもって気もするが、とにかく確度の高いリカバー方法を会得しなければ厳しい。

特に5面の序盤で死ぬのは全滅フラグと思うべき。いくらストックがあっても湯水の如く消える。

俺が思う最適な張替えポイント。それは3面後半のカニ工船出現地帯。

カニは周回が上がっても弾を撃たないので、意図的にバリアを外すことは容易い。そして動きも読みやすい。これを利用して張替えを行うことを思い浮かべた。

3面ボスまでにバリアをリカバーし、4,5面は根性で乗り切る(笑)*2

それと無理してまでベルを出現させない方向に切り替えた。冷静に考えればわかるが

  • ベル1個を無視する(出現させない)→10,000点の損失
  • ベル1個を取り逃す(出現させる)→25,000点の損失

なので取れないベルは出すなということ。今回の挑戦は得点効率が非常に重要。

これらを踏まえての6日目だった。

  • 挑戦6日目 結果:6,468,700点(STAGE24)

周回が進むにつれて、3面後半でバリアを張り替えても5面終わるまで持たないということが判明した。だがここは何度もトライして勝機を見出すしかない。

  • 挑戦7日目 結果:7,408,500点(STAGE27)
  • 挑戦8日目 結果:6,901,100点(STAGE24)

そして挑戦9日目。

この日はスピードアップを極力抑え、俺的に一番操作しやすいスピード*3をキープしながら進めることを意識付けた。それが功を奏したか、STAGE22終了時に自己ベストを更新。

これで安心したかSTAGE25(5周目5面)で全滅フラグが立つ(泣)だがSTAGE26とSTAGE29で奇跡的なリカバーを見せ、残り5機で900万を突破。いよいよ1,000万が見えてきた。

・・・と思った矢先のSTAGE30であえなく力尽きる。

  • 挑戦9日目 結果:9,131,000点(STAGE24)

ナレーション:
挑戦開始から11時間。
ついに10日目に突入した1,000万点への挑戦。
前日は自己記録を更新し勢いに乗っている。
この勢いで悲願達成なるか!?

この日は前日以上の快進撃、STAGE26にて900万到達と自己記録ペースを上回る内容。さらにストックも10機以上と磐石の態勢で、本挑戦も終わりが見えてきた。

・・・だがSTAGE28、いつものようにカニを利用してバリア張替え、これが決まればイケル!!ところだったが痛恨の張替えミス。

STAGE28,29と辛くもクリアするが、ストックは急激に消費されていく。

そしてSTAGE30開始時の得点が、9,894,800点(あと10万点)。だがノーマル装備でストックもあと僅か。奇跡のリカバーに賭けてみる。

しかし、1機、また1機と撃墜。

そして GAME OVER の文字とともに終戦を知らせるBGM。

  • 挑戦10日目 結果:9,924,300点(STAGE30)

なんということでしょう。

あと75,700点足りずに挑戦失敗 orz

こんな時本家だったら「もうクリアでええんとちゃうかな〜」って言うよね?(泣)

流石の俺も今回ばかりはやる気が一気に途切れてしまい、ギブアップした。

ナレーション:
ツインビー 挑戦失敗

まあこの後はエコー(Vol.48)だの東海道(Vol.49)だの収録してました。

アップ順→クリアした順、ではないのです。Daiの挑戦の場合は。

何本か挑戦ソフトを掛け持ちする場合も多々ありまして(笑)

「クリアするまで他のソフトを手出ししない」という制約は作ってないし、作るつもりもない。

そんな中、第6シーズン開幕戦で予定しているちょっとアンダーグラウンド任天堂作品の収録も先行して進めていたが、こっちも壁に当たってしまって、気分転換がしたくなった、その時。そこで俺は思った。

もう1回やるか?ツインビー

一度は諦めた1,000万点への道。

あと少しで到達できそうな所まで来たのに、自ら封印した1,000万点への道。

ギブアップから1ヵ月半が経過。再挑戦することを決めた。

ナレーション:
幕を下ろしたはずだった1,000万点への挑戦。
Daiの鶴の一声で再挑戦が決まった。
今度こそ大願成就なるか!?

挑戦11日目。まずは1ヵ月半のブランクを埋めるためのプレイ。

正直、俺自身も多くはこのプレイに期待してなかった。

現にスピードが上がりすぎたために自害とかしてる。まだまだ本調子ではなかった。

それでもSTAGE22まで到着。バリアが切れたために張替えを行っていたが、誤って点滅ベルを取得し分身がついてしまうポカミス。
※ちなみに分身がある時はバリアは出ません。死ぬしかない。

これで意気消沈したのか、そのまま見せ場もなく全滅。

  • 挑戦11日目 結果:7,618,600点(STAGE25)

ミスも多かったが、慣らしプレイとしては無難な戦果であった。

そして翌日も引き続き挑戦。

STAGE14クリア時点で500万点突破と快調なペース。しかしSTAGE20(4周目5面)で凡ミスしてから負のスパイラルに突入し、次々と残機を減らすものの、数の攻めで辛うじて突破し、STAGE21でリカバーに成功。

STAGE25(5周目5面)で900万点に到達、しかしまたしてもバリアを壊され、窮地に陥る間もなく撃沈。何とかこの面をクリアするが、すっぴん状態で残り6機。

ナレーション:
1,000万点目前にて涙を飲んだ1ヵ月半前の記憶が蘇る。

しかしここで冷静にベルに攻撃を加え、待望の赤色変化。無事にリカバー。

そしてSTAGE29、ついに歓喜の瞬間。
スコア表示が8桁に到達。これをもって本挑戦は成功だ。

だがここで自滅するのはあまりに興醒め。いけるところまでいってやる。

そうしたら自己記録を大幅に更新。最終的なスコアは以下の通りに落ち着いた。

  • 挑戦12日目 結果:16,359,000点(STAGE50)

STAGE50開始前に、スコア表示画面であるメッセージが出てくる。*4

それに気を取られたのか、STAGE50の序盤でバリアを失いあえなく撃沈。ストックを全部放出しガメオ(略)

のべ12日間。トータルで17時間13分にも及ぶ長丁場となりました。これもノルマ設定が高いが故。

そんなわけでめでたく今シーズンは全勝優勝。
しかし肩書きは未だにペーペーだ(笑)主任にすらなれないです。

なお、戦績はコチラ
証拠画像はコチラ

*1:もちろん実際にはその他もろもろの点数加算がある

*2:いやこれが一番むずかしいのだが

*3:俺的には青ベル3個

*4:といっても一言だけなので過度な期待をしてはいけない