Vol.28 レンタヒーロー(MD)

RPG+格闘アクションっていうのか?とにかく通常とはかけ離れた世界観。

VCがなければまずお目にかかれなかったタイトル(そもそもリアルタイムでMDはやってないに等しいし)だが、プレイ経験者の評価は決して低くないとの噂。

本家挑戦では、まずお目にかかれないだろう異色RPG。早速始めてみよう。

ナレーション:
レンタヒーロー 挑戦開始

まずは実の親父をぶっとばしてオープニングムービー開始。

とりあえず世界観を楽しみながら、今のご時世では嫌われそうなお使いイベントを淡々とこなす。そして1時間半が経過。

とあるオッサンから秘密指令テープをもらう。中には謎のことわざが。

「どくしょひゃくぺん ぎ おのずからあらわる」

金田一一ばりに謎が全て解けないと、先へ進めないのだが、一向に意味が分からない。読書というキーワードから、本屋のある町を訪れたりするも進展なし。

ナレーション:
ここで1時間の足止め。

仕方がないのでテープを聴きまくる。劣化に伴い音声がかすれる。ここに突破口があったとは・・・

この謎を解いてから、途中銀行強盗の襲撃のとばっちりに遭い苦しむが、後は道なりに進んでいく。

しばらくお使いイベントをやっつけると、次なる指令は「警察から偽札造幣所の摘発に協力してくれ」だって。そこで今後お世話になる人物と出会うのだ。

ナレーション:
挑戦開始から4時間。
すっかりヒーロー気取りのDaiの元に、警察から直々の依頼が。
依頼者である警察署長に挨拶を兼ねてのご対面。

警部の名前はゼニカセ警部

な ん と い う パ ク リ

最後にまとめるけど、このゲームはパクリというか、インスパイアというか、とにかく怒られないのか?と心配してしまうぐらいネタに走っている。さて、面倒臭いので、以後警部はとっちゃんで統一します。

とっちゃんから、偽札疑惑のある会社に殴りこみをかけろ、の指令。いきなり難儀なミッションを押し付けるなとの不平は漏らさず、とある町のじじいから変装セットをもらい潜入。この会社は容易く摘発成功。

するととっちゃんが「もう1つ怪しい会社あるからそっちも頼む」という主旨のことを押し付け。いきなり難儀な(略)

こっちの会社にはなんと入社試験まであるのだが、何このアンダーグラウンドな出題内容。例えば「チャカ」の意味を問われたり。

こんな試験を課すぐらいだけあり、内部ももちろんアンダーグラウンド。口封じのために元社員を始末するとの情報を得て、とある町の倉庫へ。

倉庫って絶対何かが起こるよな。このゲームの製作者は分かってる。

案の定893が集結していたので壊滅。さらに助けたはずの元社員ともタイマン。さらに偽札の原版をゲットし支店長とも一戦交える。
こうして仁義無き戦いはひとまず終わる。

その後も難事件、怪事件、珍事件のフルコースでお腹いっぱいになりそうなほどお使いイベントをこなす内に、ダイナマイトドッグスという連中が悪の元締めだという情報を手に入れる。

さて、システム面の解説にいきます。(今更か)
事件を解決して得た報酬で、アイテムや装備を充実させていきながら進むのだが、このゲームは死亡のリスクってそんなに無い。ペナルティはドラクエ方式で金が半減するのだが、キャッシュディスペンサーに預けておけば何の問題も無い。RPGとしてだけ見ればぬるいのかも。
ですが戦闘は基本的に拳と拳のコミュニケーション。*1だからジャンルを付けるとアクションRPGになるのかな?

ナレーション:
挑戦開始から8時間。
犯罪組織ダイナマイトドッグスとの全面抗争に怯えながらも、ミッションは確実にクリアしていくDai。
次なるミッションは、個人情報ファイル紛失騒ぎの解決。

えーWinnyの個人情報流失の先取り?すげえな将来像を見据えているよ(違)

本題へ。ファイル流出の責任を取り、主任が退職したとの事だが、その主任が自堕落な奴で

  • ギャンブルにはまり惨敗
  • そして消費者金融に借金
  • そして個人情報ファイルを盗んだのがこの主任

こいつ殴っていいかね?

しかも天罰が下ったのか、死ぬまで踊り続ける毒ガスの影響をモロに受けているようだ。頼むからそのまま踊り死ねと言いたいのをこらえて、本屋でエロ本を買い(爆)門番をどかし、倉庫に隠していたファイルを取り戻す。

これでめでたしめでたし・・・と思いきや、この事件の依頼者の会社員は

この件は表沙汰にはしないで下さい

と懇願してきやがった。何とまあ身内に甘いことよ。

政治家とか官公庁の現状を風刺しているようで俺はすでにご立腹。

ひとまず報酬をもらうが実にやり切れない。

そんな折、何と町を巨大ロボットが暴れているとの情報が。いよいよ本格的に潰しに来たようだ。

ナレーション:
挑戦開始から11時間。
町を壊滅するために派遣された巨大ロボット。
もう手段を選ばずに破壊行為に出た犯罪組織。
常軌を逸したこの巨大ロボット、果たしてどう立ち向かうのか!?

早速巨大ロボットの暴行現場を目撃するも、どこかに逃走。話を聞いていると、またしても倉庫の方向に向かったらしい。

倉庫って絶対何かが(略)

とある倉庫の中に入り、地下へ降りてみる。すると、序盤で秘密指令テープを送り届けたあのオヤジ。こいつも黒幕の一人で、こいつこそが巨大ロボットを送り込んだ刺客。
ならば戦うしかない。

だがこの巨大ロボットは、今までの敵とは格が違っていた。連戦連敗でガメオベラの嵐。

Vol.26のドラキュラ以来の苦戦かと思われたが(確かに難敵でした)高低差を利用して地味にパワーを削っていき、17戦目でようやくクリア。

今度はゴーストビルと呼ばれる廃墟に突入を試みることに。謎を解いて潜入すると、中には人質が。

立てこもり犯はたやすく倒すも、いきなりサイボーグ化してリターンマッチ。何でもありの展開に少々食傷気味も、4戦目でケリをつける。

その後、町でフルボッコされたりオープニング以来存在感が皆無であった父上、母上に激励されて最後の戦いへと赴くことに。

ナレーション:
挑戦開始から13時間。
いよいよダイナマイトドッグスに引導を渡すとき。
まずは奴らのアジトを突き止める必要がある。
実は警察も捜査を進めていたのだ。
となれば再びあの人が現れる。

はいはい、とっちゃん登場。*2

例によってとある倉庫。倒れていた男を調べていると、物陰に潜んでいたダイナマイトドッグスが襲撃。1度やられるも返り討ち。

しかしこの襲撃にてとっちゃん殉職 orz

カタキはとるぜ・・・と誓い、いよいよアジトに殴りこみ。そこには真の黒幕が居た。

真の黒幕とは、警察署長だったのだ。(何と言うネタバレ)

正体を現した魔物との激戦。こいつは無策で攻めても反撃を食らうだけなので、相手が飛び掛るところを、ジャンプキックで返り討ち。このカウンターが分かればパターンに入る。

攻略法が見つかれば後は話が早かった。4戦目で決着がついた。警察署長ジエンド。

結論としてはやっぱり警察は悪に染まっているのだってことの社会風刺なのだろうか?
そして殉職と思われたとっちゃんだが、エンディングで生きていたことが判明。あの時の誓いは何だったのだ?

これで全てのミッションを完遂。14時間43分(過去最長)の挑戦でした。

最後にこのゲームに出てきた至極のネタの数々を。

  • SECA
  • ノモルワ科学
  • ハイト製薬
  • ウルサラマン
  • お魚くわえたドラネコ

・・・堂々とパクりすぎでは?

今シーズンも残り2回。次は超王道のシューティング。ドラスピ(Vol.17)以来ですかね。

なお、戦績はコチラ

*1:中には銃器を使う卑劣な奴もいるが

*2:もっともここまでに何度か顔合わせはしているけど、大人の事情にてカット