No.494 あと30年待てるか?
久々にマジメな話題。
朝の番組で、年金を着服した元社保庁職員という奴がインタビューを受けていた。
この年金着服問題について、本Blogではあえてここまで触れなかったが、改めてご立腹だ。
もちろん着服した犯罪者には怒り心頭なんです。
ただね、この犯罪者と同じくらいに腹立たしいのが、目の前に犯罪者が居るにもかかわらず、核心に迫らない無用なインタビューしかできないマスコミ連中。
まあ、マスコミもカメラの回ってない所では大層苦労はしているだろうが、どうも視聴者の期待に沿う映像を提供しようって意志が非常に希薄に感じられる。
では期待は何か?それは簡単なことで、未払い年金の全額返還と、着服者への刑事責任。それを踏まえると陳腐なインタビューなど誰が望んでいるのか。かえって怒りを助長させるだけ。そして怒るだけでは何にもならないのだ。
もっと言いますと、目の前に犯罪者がいて、かつ「自分は着服しました」と罪を自白しているのになぜ通報できませんか?犯罪者を更生する行動をとるわけでもなく、自分たちの番組のためだけに利用しているに過ぎない。ただ事実を伝えればそれで良い、という印象を受けてしまう。
まあ、ここまで大事になった以上、社保庁は知らぬ存ぜぬでは通らない。着服の事実だけを遡って調べてもどうにも無意味。きちんと襟を正しましょうよ、と小一時間。
まずは着服者には逮捕を含めた懲罰。これは当然。
そして行政責任としては、全職員給料カットで(もちろん役員クラスは8〜9割カット)それを年金受給者への返済に充てるべき。もちろん「迷惑料」として色をつけて。
これぐらいできないと、いつまでたっても外部に厳しく身内には甘いと非難されるだけ。機を逃さずにやってもらいたい。
モタモタしていると
俺の年金だっていつ着服されるかわからんからね。
答えはもう30年もすればわかるのかな。