Vol.22 カイの冒険(FC)
冒険と言っても敵から逃げまくるだけ。しかも to be continued ドルアーガ なため、強制バッドエンド確定という悲壮感たっぷりの世界観。
男に続いて女が冒険とは、こういうこと。ですがマジメにプレイするのは初めてである。ではスタート。
ナレーション:
カイの冒険 挑戦開始
序盤はチュートリアル的な感じで、随時攻略アドバイスをもらえる。さらに11階→19階のワープなどで思いのほか快適なプレイ。ファーストクレジットは21階で全滅。
ただ、無制限にコンティニューができるのが救いで、これを利用しない手は無い。その甲斐もあって、開始からわずか40分で、48階に到着。
ここはウイングのアイテムを使い、空中浮遊をしながら進まないとならない面。しかも下がりすぎるとトゲ床の餌食に、上がりすぎると天井に頭をぶつけて落下し、やはりトゲ床。微妙な高度調整が必要で神経をすり減らす。
この48階が破格の難しさ。ここだけで15分以上を浪費。そこからは強烈にはまる面はないものの、シビアな操作を要求される面が続く。
そしてラストの60階。壁を突き破りドルアーガ登場、そしてカイは石化 orz
ナレーション:
しかしこれは台本通り。暗いバックミュージックが悲しみをさらに増幅させる。
そんな中、さらに悲しくなる事態がDaiを待っていた・・・
エンディングの最中に気になるメッセージが。
「このあともひきつづきスペシャルステージでおたのしみください」
え?まだあるの?この先に真のエンディングがあるのか?
こいつを見ないとクリアとは認められないのだろう。
めでたくクリアかと思っていたところに 大 ドンデン 返し(←ねるとん風)
ナレーション:
挑戦開始から1時間半。
悲劇的なエンディングの末、スペシャルステージの存在を確認。
この先に何が待ち受けているのか?改めて挑戦開始。
61階からスタート。「ノーミスクリア目指して」とハッパをかけられるが、いきなり2人死亡。
ここからが本当の戦い。正にスペシャルステージというべきか、ナムコの過去作品のキャラが総登場。パックマンとかディグダグとかマッピーとかの敵が随所で邪魔をしてくる。だがあまりの難しさに、ノスタルジアに浸るヒマなど無いのだ。
このゲームは、敵に体当たりして死ぬと、リトライでその敵が消えるという特徴があるので、それを利用しながら地道に進んでいく。スペシャルの割にはサクサクと進むが、74階でまたもウイング面に遭遇。
まだまだウイングの操作に慣れないDaiはミスを連発。ゴール目前まで行くも、突然ニョキッと出没する敵に当たるなどで、なかなかクリアできない。ここだけで54人のカイがお亡くなりに。
この後も難関が続出し、屍の山を積み上げていった。例えば
- 76階で59カイ死亡
- 79階で63カイ死亡
- 84階で40カイ死亡
スペシャルステージに突入してから、ドット単位での緻密なコントロールが要求される場面が多く、非常に疲れる。
そして、疲労が蓄積されて迎えた90階での出来事。ここは上下に高速運動する赤球が厄介で、やはりドット単位の微調整ができないと詰む。この階でも屍の山を築く。
トライすること34回目。地獄の赤球ゾーンを抜け、後は下りるだけでクリアという場面だったが、待っていたのはゴールではなくパックマンの青い敵。回避できず撃沈。
その後はチャンスらしいチャンスも訪れず、51回目まで終了し、ガメオベラのためタイトル画面に戻る。
無制限にコンティニューできるのが唯一の救いだったのだが・・・
ナレーション:
精神的に参っていたDai、ここで後悔してもしきれないミスを犯してしまう。
なんとコンティニューのはずがニューゲームを選択 orz
1階からやり直し。
ぶっちゃけた話しましょうか?正直なところ、このゲームは爽快感ってものが微塵もないんですよ、俺的に。なので、このように躓いた時にリトライの機運が高まりません。ここで精魂尽き果ててギブアップです。所要時間は4時間55分。
で、ギブアップの後に調べてみたのですが、結構きついゲームだったのねコレは。全100階でなおかつ逆ワープありとか。逆ワープ食らった日には「短気は男気」を信条とする俺はぶち切れてた事疑いなし。
ノーミスとかノーコンティニューとか、とても人間技とは思えない。
今回は、Vol.13のオバQ以来の敗戦。次は勝ちましょう。
ターゲットは「お金で買えない勝ちがある」と言わんばかりに、お金の概念が重要な和風作品です。